てっても ふっても

絵と本と珈琲が好きなポンコツかあちゃん。娘ウメちゃん 息子おもち とのプカプカな毎日 その考察。

マルタのやさしい刺繍

今日も寒い。

この、骨のまんなかまで冷たい空気が染み込むような寒さ。私の住んでいる地域だと珍しい。
雨が降っている。


最近、たまにDVDで映画をみる。
家族が寝たあととか、昼間ウメちゃんが幼稚園行ってる間におもちくんがうまく昼寝してくれたときとか。

TSUTAYAの会員になったのだ。
1回5本まで、何度でも借りられて、返却期限もない。(これが私にはすごくすごーくありがたい。)

こどもたちのために4本。1本だけ、自分のために。

この1本もなかなか観られないまま、キブンが過ぎて返却してしまうこともある。

いいや、またの機会に借りよう。そう清々しくいられるから、やっぱり会員になってよかった!


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こちら、今借りてる作品。
ブジ、観られました。

“刺繍”とつく作品は相性がいいことが多い気がする。

保守的な田舎町で貞淑な妻として生きてきた80歳のマルタが、夫の死をきっかけに若かりし頃の夢を再び追いかけ始める。

その夢とは、美しいランジェリーショップを開くこと。

マルタを取り巻く人たちも、徐々に生きがいや喜びを取り戻していく。

テンポがよい。でも人間模様や心の機微が丁寧に描かれていて いい映画だった。

3人のこどもを育てながら何年もかけて勉強して、夢だった職業についた私の母のことをちょっと彷彿とさせた。

物心ついたころから、母はいつも勉強しているなあという印象で、でもとりたてて気にもしてなかったというか。(こどもって結構“まんま”を受け入れるよね。よそのお母さんと比べたりとかしてなかった。)

今になってじわじわとわかる。
母の想い、情熱。
努力!
(“岩を砕くように根気強く少しずつ取り組めば何事も成し遂げられる”と母に言われた。天晴れだ。)


映画の話にもどると
夢を叶えて「在りたい自分」を生きているラストシーンのマルタがとっても素敵。
胸元の大きくあいたピンクの衣装。



ああ、元気もらった。
私もがんばるぞー。



単純ね。