いっぽ、にほ…
ウメちゃんの幼稚園に迎えの車を出す。
ちょうど到着するあたりで、おもちが後部座席で眠りに落ちる。
幼稚園の傍をとうとうと流れるおおきな河の土手を、ウメちゃんと10分だけデートしてみた。
「ほんとこの辺なんっもないよねぇ。」と私。
「うわあ、海みたいに広い!」とウメちゃん。
「ゴミ結構ポイ捨てされてるなあ〜。」と私。
「可愛い葉っぱがいっぱいだね!」とウメちゃん。
「もぐらさんのおうちじゃない…!?」
「ママもトンネルくぐっておいで!」
(チョット、ムリミタイ。)
庭の手入れをしている老婦人に挨拶して、蜜柑の枝を頂きました。
いい匂い!
とニコニコして
晴れて嬉しいね。
と空を見上げる、ウメちゃん。
……なんかさあ。
キミ…
モテるでしょ…。
みたいな。
笑。
冗談はさておき。
ウメちゃんには教えられることが度々で。
わたしも、貴方みたいになりたい。
な〜んて。
自分の娘に思うのはおかしいかな。
おかしくてもいいや。
・
・
幼子との散歩といえば、の
この絵本。
教えてくれた人の綺麗な涙が、今も忘れられません。
だからかなあ。
私が知る限り、1番、美しい、と感じる絵本。
線も、色も、メッセージも。
美しい。
子育ての渦中に出会えたことが本当に幸運だったと思う作品。